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M99(NGC 4254)はかみのけ座にある渦巻銀河である。おとめ座銀河団に属しており、メシエカタログに含まれる天体の中で最も大きな後退速度を持つ。 == 概要 == 銀河を真正面から見たフェイスオン銀河で、1846年にロス卿によって、子持ち銀河 (M51) に次いで2番目に渦状構造が発見された銀河である。 条件が良い時に、口径6cmの望遠鏡で中心部の一部が丸く星雲状に見える。口径10cmでマラスは明るい斑点があり、これが中心から離れると数が少なくなっていく様子が好条件で見られるとした。しかし一般にはぼんやり見えるにとどまる。口径20cmでははっきりとした2個の核が見られる。この外観を紙風車に見立てる人がいる。口径30cmで2本の腕が、口径50cmで3本の腕を確認することができる。 2015年までに、SN 1967H、SN 1972Q、SN 1986I、SN 2014Lの4個の超新星が発見されている。 初の暗黒銀河候補であるVIRGOHI21は、M99の腕ではないかという説がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「M99 (天体)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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